飛べないツアコンが想うこと
私は27年もの長い間ツアコンとして世界中を飛び回っていました。
客室乗務員いわゆるCAと添乗員いわゆるツアコン
この両方を経験して思う事
客室乗務員の方が断然楽で稼ぎが良い😆
でも
やりがいは?
断然ツアコンです。
もともとはツアコンとは旅程管理する人いつどこへ行きどれくらい滞在し何をするこの行程を管理し時間管理する人なんです
しかし
ここ15年ぐらいは旅行の低価格化がすすみ海外旅行が当たり前になりツアコンは国によってはガイド業務も兼務したりお客様の満足度を上げる為のプラスアルファの部分の業務がぐぐぐーんと増えました。
決められた行程をこなすだけではお客様は満足しないへたしたらクレームがあがるかも
それくらいプラスアルファの業務が大切なんです
ここで担当するツアコンの人間力が問われる訳です
親切か気が効くか目配りできるか全体をみて公平に扱えるか雰囲気を盛り上げれるかその国について知識は深いか自由行動や買い物のアドバイスは的確かリスク管理はできてるかトラブル処理は早く的確か特に重要なのは楽しい旅になっているか
いやー実に多岐にわたります
いろんな思いで参加されるお客様ひとりひとりをどれだけ大切に真剣に対応するのか
これで旅の出来栄えが全然違うのです
安心で安全で楽しい旅を提供する
まとめたら一言ですが実は大変な業務でした
英語ができるから海外添乗員なの?とよく聞かれましたが、英語は二の次、三の次できた方が良いくらいの要件です
それより人となりが問われると長くやればやるほど痛感していました
私にとっては天職でした
2020年3月17日パリからANAのフライトを2日早めて緊急帰国
まさか、それが最後のツアーになるとはその時は思っていなかった
途方にくれましたスーツケースを空にし添乗七つ道具を片付け何日呆然としたでしょうか
気持ちの整理が付くにはずいぶん時間がかかりましたが、培ってきた経験から誰かの役にたてないだろうか?と考え、脳科学、心理学、コーチングを学びました来月にはまた新たな学びもはじめます
旅先でみなさまの楽しい旅づくりに貢献してきたノウハウや今回学んだ事から
自分らしく生きたいご機嫌にすごしていたい
みなさまの気持ちの切り替えや目標達成のサポートをしていきます。
もっと自分に素直にご機嫌な毎日を過ごせるように応援します。
続きを読む